うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

哲学

劇症の痛み止めとしての宗教

はじめに 宗教に「入る」 宗教とは心の麻薬である 信仰内容よりも信仰していることが重要 困ったときにしか神に頼ってはならない まとめ はじめに 宗教で身持ちを崩す人がたくさんいるため、 本来の宗教の役割を考えてみました。 宗教に「入る」 たぶんみな…

多文化世界の生命 個体差から考える差別

はじめに 魂とは意識である 意識は感覚器官の有無である 各生物種によって感覚器官は異なる 同種の生物でも感覚器官の個体差が存在する 差別はなぜ生まれるのか まとめ はじめに 生命すべてに意識があると考える、ほうじょうです。 今回は 一寸の虫にも5分の…

『方法序説』 確かな方法と確かすぎるがゆえに生じた大混乱

はじめに 方法序説の背景 方法序説の6つの部 デカルトの意図 方法序説から何を学ぶか まとめ はじめに 自らのルーツをたどる、ほうじょうです。 今回は 『方法序説』全体の書評です。 『方法序説』の読み方も載せましたので、参考程度にどうぞ。 方法序説の…

哲学科卒業生が考えるトロッコ問題

はじめに トロッコ問題とは何か あなたはレバーを倒せますか? トロッコ問題の2つの問題 レバーを倒すことに対する普段の考え 緊急時にレバーを倒すことを強いられるときの考え 数秒で人の命の価値を選択するのは可能か? トロッコ問題は現実の問題でもある …

絵に描いた餅を食べるには?

はじめに 前回の記事からの変更 勉強の3本柱 思ったよりも計画が進まないとき 計画を具体的にするには行動あるのみ 計画を自分以外の誰かと共有 まとめ はじめに 今回は前回の記事の3か月計画に変更を加えるものです。 計画を具体化する過程を皆さんにご紹介…

個性という呪い そして呪いを祝いに

はじめに 個性は常にいいものか? 個性は捨てられないから個性 私の個性 個性は呪いである 個性の捉え方の問題 自分の個性は社会にとっても自分にとっても悪い 自分の個性は社会にとっては悪いが、自分にとっては良い 自分の個性は社会にとっては良いが、自…

哲学科が考える障がい者雇用水増し問題

はじめに 障がい者雇用水増し問題 福祉とは何か 福祉の可能性は国家にしかない 福祉に対するお金の問題 なぜ障がい者雇用水増しに至ったか 障がい者雇用水増しの3つの問題 信頼によって成り立つ福祉 障がい者だけの問題ではない ちょっと道具を整えてくれる…

お情けで大学を卒業した者が考える文系・理系

はじめに 数学が苦手だけど…… 大学生の段階に達していないのに…… 文理を分けるメリット 文理を分けるデメリット 哲学に文理の区別は本来導入されてはならない 数学は非言語などではない 学問は学問同士の関係から成り立っている まとめ はじめに 制度の穴を…

『方法序説』をビジネス書として読む

はじめに 『方法序説』とビジネス書 計画を立てることの重要性 計画は一人で立てよう 何も信じられなくても、歩むことを止めるな デカルトに学ぶ人生の歩み方 まとめ はじめに 形あるものを探求するときにこそ形なきものが役立つと思う、ほうじょうです。 今…

理想と死 菜食主義を考える

生命のすべてが大切、を突き詰めると…… 植物は生命じゃないのか 理想とのギリギリの妥協としての菜食主義 人は理想に近づくほど死に近づく 理想に近づいていたい まとめ はじめに 生命という形あるものと形なきものの中間を考える、ほうじょうです。 今回は …

この世すべてが夢だとしても 現実とは現実感のことである

はじめに 夢とは何か 夢と現実の差 現実を夢と疑うのを意図的にやめる 現実感 まとめ はじめに 形あるもの自体が形なきものを表現する、ほうじょうです。 今回は 世界は夢なんだ、幻なんだ。現実なんて本当はないんだという方や 今ある現実が色あせて見える…

人生の意味 人生の意味を3つの視点から眺めよう

はじめに 人生に対する3種類の視点 宇宙レベルで人生を見る 人生がどれだけ無意味に近くても 社会レベルで人生を見る お前の人生は無意味だと罵られても 個人レベルで人生を見る 視点を変えれば、意味は変わる はじめに 形なきものをよりどころに形あるもの…

古典を読む秘訣! 毎日5分で古典を身につける

はじめに 古典は常に手元においておく 古典を読む秘訣は頑張りすぎないこと 古典が難しい理由 古典をビジネス書で例えると 古典とは無限シャトルランである 1日5分古典のすすめ 1日5分でいい理由 古典を通読する必要はない まとめ はじめに 今なお価値を持…

哲学科卒業生が反省する グロさと美しさは本当に対義語か

はじめに 文章の訂正を通して、グロテスクを再定義する 創作物における血の美しさ グロテスクの定義の修正 グロテスクの再定義 定義に従って、文章を書き換える グロテスクと美しさ ①鮮やかな赤色である ②生命を象徴している ③気持ち悪い、危険だという感じ…

哲学科卒業生と読む古典 『方法序説』

はじめに 古典の読み方 私の読み方 ビジネス書と古典の関係 古典を自分に引き寄せよう 音読のすすめ まとめ はじめに ブログタイトルに忠実に従いたいのにできていない、ほうじょうです。 哲学を知りたい! 古典を読みたい! でも、どこから何を読んでいいか…

哲学科卒業生の解釈 ―『物質と記憶』のイマージュって何?

こんにちは、ほうじょうです。 ベルクソンの『物質と記憶』を読んでみようと思ったが、何がなんだかよくわからない。 イマージュってなんだ? イマージュがよくわからないから、これから先の文章が全く読めない。 そんな方のために今回はイマージュについて…