うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

なぜ共産主義は自分を科学と主張するか? 共産主義が宗教である5つの理由

 

各所に喧嘩を売るほうじょうです。

 

私は西洋哲学を信奉していますので、その観点から共産主義

そのほかの科学よりもより宗教らしいことを述べていきます。

 

ついでに全体主義共産主義の構造が全く同じなのも申します。

 

共産主義者の方は申し訳ありません。

最初に断っておきます。

ご不快になられたら、ブラウザをそっと閉じることをおすすめします。

 

私は共産主義という宗教を否定するつもりは全くありません。

ただ、それは宗教と変わりませんよねという指摘をしたいだけです。

その指摘自体が大問題なんですが……。

 

先日、科学は宗教の一種であるという結論を得られたので、

共産主義社会主義)も宗教であるというお話をします。

 

 

 

お布施がある

 

共産主義者って中央に献金しないといけないんですよね。

共産党議員の方にも献金に困った結果、やめてしまった方がいらっしゃるようです。

 

でも、それって完全にお布施ですよね?

キリスト教でいう10分の1税と変わりませんよね?

 

共産主義者の方は否定されるんですが、やっていることは宗教のそれなのが、

気になります。

最も宗教から離れている!というお題目に対してやっていることが一神教のそれなのはさすがに……。

 

唯物論が宗教の一種であると意識していない

 

共産主義唯物論を掲げています。

その点で共産主義者の方は共産主義は宗教ではないと主張します。

ですが、唯物論は世界観の一種です。

そして、キリスト教などもやらかしているのですが、神様のいない世界観を許容しないんです。

共産主義唯物論以外の世界観を受け入れません。

 

そのほかの世界観を受け入れないというのは完全に宗教のそれです。

 

唯物論は言うほど唯物ではないんです。

それ自体が思想であり、信仰であり、それゆえに宗教なんです。

そこに無自覚かつ無批判なのは宗教的な教条主義に陥っていると言わざるを得ません。

 

さすがにそれを看過することは私にはできませんでした……。

宗教ではないと主張しながら、儀式を行うし、思想を押し付けるしで、

宗教じゃない要素が逆にどこにあるのかと問い直す必要がありそうですね。

 

こちらは私では専門外ですので、ここでは論じないことにします。

 

人間が合理的な生き物だと考えている

 

もう一つの問題として、共産主義に前提されている人間観になります。

共産主義自体、人間が合理的な生き物であることを前提に成り立っているんですよね。

すなわち、人間が合理的であると信仰することで成り立っているんです。

 

ですが、現実は全く違いますよね?

ソ連崩壊してますし。

それ自体共産主義の想定する合理的な人間とは真逆の人間観が証明されている事案です。

 

ついでに言いますと、現在の学問では行動経済学という人間を合理的で理性的な生き物であるという前提をやめようではないかという潮流があります。

 

それに反抗してなお人間が合理的であると主張するのは完全に宗教のそれです。

前提の論理が崩壊してしまうため、共産主義では人間が非合理であることを受け入れられないんです。

 

だから、どれだけデータを積み重ねようと共産主義を論駁することは決してできません。

なぜなら、人間は非合理であるという反論を受け入れた時点で共産主義共産主義をやめてしまうためです。

 

難儀なものですね……。

 

暴力を用いることを肯定している

 

共産主義って暴力革命に積極的じゃないですか?

でもこれってなんか中世にあったキリスト教の十字軍運動と似ているんですよね。

 

大義のもとならば、暴力が肯定される。

完全に宗教の悪い部分を前面に押し出しています。

 

マルクスという聖典を無視している

 

さらに、個人的に一番不満なのが共産主義マルクスの主張を無視していることです。

 

共産主義というのは資本主義が極まった時に自然に起こるものだと

マルクスは主張しています。

 

資本主義が極まるというのはすべての労働によって得られた資金が

すべて資本家に収奪されることを意味していて、

現状の格差が広がりつつあるということには適応されません。

 

暴力革命は自然に論理的必然として生じると主張されているのに、

今の段階で暴力革命を企てているのは、

愛が重要だと主張したジーザスの言行を無視して、十字軍したのに酷似しています。

 

完全に宗教のそれと同じ轡を踏んでいます。

 

能動的に暴力革命を起こそうとしているんです。

自然に革命がおこると考えているマルクスの主張と全く違うんですよね。

いうならば、教祖がそれを言っているんです。

ですが、そういう主張はお構いなしに暴力革命を共産主義者は志向しています。

 

これって宗教の歴史に本当に似ているんですよね。

 

キリスト教でもイスラム教でも同じ道をたどっているんですが、

ジーザスもマホメッドの言行も歪んで伝わってるんです。

 

その点で共産主義は宗教と完全に同じ道を歩んでいます。

 

まとめ

 

今回は非常に過激な論になってしまいました。

共産主義に対して思うところが多すぎて多すぎて……。

 

とりあえず共産主義が宗教であるという根拠をまとめます。

 

  1. お布施がある
  2. 唯物論を布教している
  3. 人間が合理的であると信じて疑わない姿勢
  4. 暴力革命、すなわち聖戦を肯定している
  5. マルクスという教祖のいうことを無視している

 

ここまでまとめると本当に共産主義が宗教でない点がどこにあるのかを探す必要がありそうです。

中立的ではありません。

ちょっと科学の側に偏ってしまっていますので、共産主義に寄り添った論を展開するべきだと思います。

 

ですが、それにはかなりの勉強が必要なので、仏教やキリスト教と並べながら学んでいきたいと思います。

 

ここまで過激な論を読んでいただきありがとうございました。

特に共産主義者の方には反論したい部分もたくさんあるでしょう。

Twitterおよび本ブログのコメント欄でいつでも反論をお受けしています。

 

どしどし反論をしていただきたいです!

ご読了ありがとうございました。

次こそは中立に共産主義を論じたいです!