うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

絵に描いた餅を食べるには?

はじめに

今回は

前回の記事の3か月計画に変更を加えるものです。
計画を具体化する過程を皆さんにご紹介したいと思います。

計画はただ立てただけでは遂行できません。
それでは絵に描いた餅になってしまいます。
というわけで絵に描いた餅を食べる方法を考えていきましょう。

前回の記事からの変更

まずは具体的に前回の記事で定めた勉強計画のどこに変更があったかをお知らせします。

utakatanoatosaki.hatenablog.com

こちらの記事をもとに修正を加えていきます。

勉強の3本柱

哲学:『方法序説』を暗唱すること
→『方法序説』を自由に引用すること

理由:自分がやりたかったことは本から引用を自在にすることだと気づいたため。

英語:「TOEFL」 60点
→変更なし

理由:現在はシャドーイングを繰り返すことで体に英語を染みつける期間。
   これを遂行すれば、TOEFL60点を3か月で達成できると実感した。

数学:高校数学を完全に制覇すること
→物理学の最先端を数式で理解すること

理由:自分がやりたかったことは科学の数式を理解することだと気づいたため。

以上のように計画を実行することで目標は具体的になります。
そして、必要ではない勉強が何か、実は必要だった勉強が何かわかるようになります。

今回は数学の計画が特に具体的になりました。
私が本当にやりたかったことを思い出したためです。

私が本当に知りたかったのは科学でした。
科学を知るための手段として数学を習得したかったののです。

思ったよりも計画が進まないとき

思ったよりも計画が進まないとき、
その計画は方向性が正確ではないということがわかりました。

自分が真に望んでいること以外をすることに私は苦痛を感じるためです。

真の目的を自覚しないままする数学の勉強は全くと言っていいほど進みませんでした。
しかし、ある時突然気づきました。

「私が学びたかったのは数学そのものじゃなくて、
科学を理解するための道具としての数学だ」

と。

ここで自分がなぜ数学を学びたいと思ったのか、
そのきっかけを思い出しました。

私は文系大学に進みました。
しかし、そこに待ち受けていたのは哲学。

文系と断じていいような分野ではなかったのです。

そこで私は
「理系学問も学び必要があるぞ」
と無意識のうちに思いました。

しかし、物理を見ても、生物学を見ても、化学を見ても、
どこもかしこも数式だらけです。

私は数式がわからないのです。

これではいけない。
数学を学ばなくては科学の真の理解は成り立たない。
私はそう思ったのです。

それを今の今まで忘れていました。
忘れてしまっていました。

これでは数学の勉強が進まないはずです。
私がやりたかったことは数学ではなく、
科学だったのですから。

そして、科学をより深く理解するための手段として数学を学びたいと思ったのですから。

このように計画を進めていくうちに自分が本当に何を望んでいるのか、
気づくことができます。

絵に描いた餅を手に入れるための手段が見つかりました。

計画を具体的にするには行動あるのみ

私は計画に従い、毎日時間を作りました。
おかげさまで計画に変更があることがわかりました。

特に数学に変更点が多くあることに気づきました。
理由は自分がなぜ数学を学びたいのか、それを忘れてしまっていました。
これでは本末転倒です。

そんなことすらも忘れていたことに計画を立て、進めるまでは気づかなかったのです。

やはり、行動あるのみです。
計画を立てて、行動をしなければわからないこともあります。

最初は抽象的な理由でも構いません。
まずは餅の絵を描いていきましょう。

後で材料を用意していけばいいわけですから。

計画を自分以外の誰かと共有

計画は一人で立てると大変です。
基準もわからないし、一人で進めるのは難しいものです。

だからこそ、誰かと計画を共有する必要があります。
絵として描かれた餅を人に見せてみましょう。

私の場合はブログの記事を書くことで人と計画を共有しました。

皆さんにも何か資格を取るとかtwitterで発表するとか計画を発表して、見てもらうことが非常に重要です。

目標が固まりますし、見られているという意識が自然に体を計画に向けます。

目標がなければ、計画は実行できません。
必要性がないからです。

むしろ、目標のない勉強計画など計画ではありません。
必要じゃないからです。

必要だから計画を立てているのに、その必要性を忘れてしまえば、
それこそただの絵に描いた餅のままです。


必ず目標を定め、その目標を徐々に自分の真に望むものに作り替えましょう。

まずはもち米を集めましょう。計画の材料集めです。
そして、オーブンを用意しましょう。方法論を身につけることです。
もち米を焼きましょう。計画の完成です。

そうすれば絵に描いた餅が食べられる餅になります。
達成できない計画がすでに身についた技術になります。

まとめ

今回は計画作成初心者が気づいた。
勉強計画の具体性の重要性について書きました。

それを絵に描いた餅に例えてみました。

自分が何を求めているのか、それを意識し続けましょう。
自分の求めるものが何か、それを知らなければ計画を達成することは不可能です。

私が今回計画を立てられたのはブログという発信ツールがあったからです。
もしも、私がブログをやっていなければ、
絵に描いた餅を眺めて、悔しい思いをするだけの日々を過ごしていたでしょう。

皆さんにも勉強計画を他人と共有することをおすすめします。

計画を共有すれば、達成しなければと多少のプレッシャーがかかります。
そして計画を共有すれば、
この人はこんなことをしたいんだなと周囲の方に理解してもらえます。

それが計画の遂行で最も重要なことです。

自分の目標を明確化すること。
自分が本当に何を望んでいるのか理解すること。
しかし、計画自体を投げ捨てないこと。

これら3つのことを守れば、誰でも計画を守ることができます。

今回の記事は私が計画を達成するうえでの困難をお伝えしました。

計画を達成するのが苦手な私が計画を達成する様を見て、
皆さんが計画を立てることに興味を持っていただければ幸いです。

一緒に絵に描いた餅を食べてしまいましょう。

皆さんの人生が満足感に溢れたものであるように願っています。

ご読了ありがとうございました。