うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

勉強とは何か? 勉強とは復習の連鎖である!

 

 

勉強とは何か考える、ほうじょうです。

 

勉強って結局何なんでしょうね?

予習・復習が重要だと言われますが、それがどうして重要なのかは教えてくれない。

教えてくれないならば、考えてみましょう!

 

というわけで今回の記事は予習・復習がなぜ重要視されているのかを考えてみます!

 

 

 

予習・復習とは何か

 

まずは、予習・復習とは何をすることなのか確認しておきます。

 

予習はあらかじめ勉強する内容を頭に入れておくことです。

要するに勉強の準備ですね。

 

復習は勉強したことが何だったのか、確認することです。

これは勉強の反復です。

 

これらを総合すると、勉強では準備と反省が重要だと言っていることになります。

 

これはもしかするとほかの事柄にも使えるのではないでしょうか?

人生すなわち勉強であるという言葉もありますが、

それはこの準備と反省の繰り返しを表しているのではないでしょうか?

 

勉強が嫌いだと言っている人も実は勉強し続けているのかもしれませんよ……?

 

準備と反省をしないと……

 

さて、勉強をするうえで予習をしないとしましょう。

講義や授業を初めて聞く場合、耳慣れない言葉を解釈する時間が必須となります。

そのように言葉の理解をしている間にも講義や授業は進んでいきます。

 

次に予習をしておくとします。

講義において予習をすることで自分のよくわからない場所が明確になります。

わかっているところは話半分で聞いて、わからないところを理解するための時間にする。

さらに、わかっているつもりでも実はわかっていないということが多々あります。

そこに予習していれば、気づくことができるかもしれません。

 

あえて言うならば、勉強をする前に予習をしないことは

スピーチの発表会で事前に練習をしないことやプレゼンテーションで準備をしないこととほぼ同じ意味を持ちます。

 

恐ろしいですね。

 

人の学習

 

人は学習するときはじめてのものでも鮮烈な印象があれば、忘れないものです。

ですが、学習するべきものがすべて印象的とは限りません。

 

さらに、印象に残るものとは自分が興味を持っていることです。

興味を持つための最善の方法は疑問を持つことです。

疑問を持つためにはあらかじめ知っておく必要があります。

 

ということは予習がなければ、講義や授業に疑問を持って接することができません。

 

要するに予習なしの講義は極端につまらないものになり果てるわけです。

だからこそ、予習は重要です。

 

要するに勉強を楽しくするための準備を予習というわけです。

 

復習

 

復習が重要だといわれるのはなぜでしょうか?

講義で聞いたのだからもう復習などする必要はないのではないでしょうか?

 

そんなことはありません。

復習は重要です。

なぜなら、人は一度聞いただけでは興味を持つことはできず、

重要なことではないと思うためです。

 

何度も何度も接することでそれが重要だと頭は理解していきます。

一度聞いただけだと人の体のレベルで覚えることが難しいのです。

 

それを補うための復習です。

復習をすることで講義の内容でわからないところがどこかわかるかもしれません。

わかったつもりになっていたものがわかるかもしれません。

 

講義の内容を一度ですべて理解することは非常に難しいです。

耳慣れない言葉がたくさん出てくるわけですから。

 

それでも、覚えないといけないし、覚えたい。

そういうときのために唯一使える手段に復習があります。

 

むしろ予習・復習こそが勉強である

 

よくよく考えてみると、私たちの勉強の始まりは文字を覚えるところから始まります。

文字を何度も見て、書いて、発音して、自分の感覚に刷り込む。

 

私たちは文章を読むたびに文字の復習を行っているのです。

大げさに言うと、私たちは常に復習を続けていることになります。

それを自覚して、難しいことでも何度も触れ続けることで復習をしていきましょう。

そうすると言葉に慣れてきます。

 

言葉に慣れてくれば、言葉の使い方もわかってきます。

言葉の使い方がわかるということは意味が分かるということです。

このようにして、理解されます。

復習の連鎖によって私たちは知識を勉強していくのです。

 

まとめ

 

英単語を反復練習するようになって、復習しなければ英単語覚えられないなと身に染みて感じたため、このような記事ができました。

 

それで英単語だけではなく、すべての勉強・学習というものが予習と復習の連鎖によって成り立っているのではないかと思います。

 

勉強の本質は復習であり、復習の種として予習があります。

予習は一度でも勉強内容に触れてみるということです。

復習は何度も知りたいことに触れ続けることです。

わからなくても何度も触れているうちに使われ方がわかるようになります。

 

何度も触れなくても、本などで使われ方がわかる場合もあります。

そちらのほうが効率のいい勉強ができます。

 

こういった予習・復習を手助けしてくれるのが各種参考書です。

良質な参考書は予習に最適ですし、読んでいて楽しいものならば、

自然と何回でも読んで、復習してしまいます。

 

とにかく勉強というのが予習と復習から成り立つわけなので、

自分は今予習をしている・復習をしていると意識することから始めるといいと思います。

 

ここまで読んでいただいた方には格別の感謝を込めて。

ご読了ありがとうございました。

とにかく接し続けるのが重要なので勉強を堅苦しく考えないようにしてくださいね。