うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

ぼんやりとした思考をまとめる4つの手順 悩みをブログ記事にする方法

休日は頭が全く回らない、ほうじょうです。

 

今日は休日なので全く考えがまとまらず、じゃあせっかくだから考えがまとまらない理由を考えます。

 

考えというのはそもそも何か刺激がなければ思いつくものではありません。

部屋に引きこもっていても思考が活発になる道理はないということです。

わかっていても、部屋に引き込まるのですが……。

 

では、部屋に引きこもりながらでも思考をまとめる手段は本当にないのでしょうか?

 

いいえ、あります。

それは今まさに私が実践している、形にするための努力をすることです。

形にするために前段階として、マインド・マップ、アウトライン作成を行えば、

ずいぶんと文章作成が楽になります。

 

(本当は散歩とかも交えたほうが良いのですが……)

 

今回はその手順を自分なりに書き出していきます。

それでは本文へどうぞ。

 

 

 

1.思考は性質からしてまとまらないもの

 

考えがぐるぐると回る経験はありませんか?

思考というのはあちらこちらに行ったり来たりで実はまっすぐ進むことはないのです。

受けた刺激に対して反応して得られるのが思考だからです。

むしろ生理的な反応と言っても過言ではないでしょう。

 

ということは思考自体は世間一般で考えられている知的な活動からは少し離れているということが言えます。

むしろその状態の思考こそ思考停止の状態と呼ばれるべきです。

 

では、思考を世間一般で言われる、知的な活動として自分や人に役立つように利用するためにはどうすればいいでしょうか?

 

形にすること。

これが唯一にして最大の効果を発揮します。

 

2.思考は形にして初めてまとまる

 

それでは、思考をまとめるためにはどうすればいいでしょうか?

それは思考を形にすることです。

思考を形にすれば、何度も見返すことができます。

思考同士の関係もわかるようになります。

 

そして、思考をどのように利用すべきかのアイデアを思いつく可能性が生まれます。

 

形にするという手順を怠れば、思考はぼんやりとして漠然としたもののままです。

とにかく形にする。

話はそれからです。

物語も形にすることから始まりますね。

 

どの分野でも形にすることから始まります。

まずは紙とペンを。

ないならば、デジタルのメモ帳を。

前の前にある便利でデジタルな板を活用しましょう。

 

3.マインド・マップ作成・アウトライン作成・文章化の流れ

 

思考を形にするためには適切な手順があります。

まずは思考をとにかく形にしましょう。

 

このときにいきなり文章を作成しようとすると躓くことが多いです。

思考というのはぐるぐると曲がりくねっているものですからね。

それをそのまま文章に落とし込めば、自分ですらも理解しがたい、

文章とも言えない記号の羅列が生み出されます。

 

 

utakatanoatosaki.hatenablog.com

 

こういうのですね。

 

だから、思考が飛んでいってもいいように最初は単語をつなげられる、

マインド・マップを作成するのが良いでしょう。

 

マインド・マップを作成したら、そこからアウトラインを作成しましょう。

この記事もノートにマインド・マップを書いて、そこからアウトラインを作ってから

書き出しています。

 

とにかく、おすすめです。

最初はノートで作成するのが楽ですね。

一応アプリはありますが、割と操作にコツが必要なので、

最初は紙で練習するのがおすすめです。

 

世間で出回っているマインド・マップは立派なものが多いですが、

私は10ほどの単語を書き出すだけでも、マインド・マップと呼びます。

最悪、2,3単語でもマインド・マップと読んでもいいと思います。

私はだいたい一つの記事についてまとめると合わせて10単語で、

一つの記事2000文字まで持っていけます。

このあたりは個人差がありそうです。

 

マインド・マップを作成すること自体を目的にするのではなく、

思考を形にして、自分にとっても相手にとってもわかりやすい説明をすることを

目的にするといいでしょう。

 

マインド・マップを作成したら、マインド・マップを眺めましょう。

そうすると自分が何を書いていきたいのか、誰に伝えるべきなのか、

それがなんとなくわかってきます。

その方向性を決めるのがアウトラインです。

 

アウトラインは私の場合ですと、そのままブログのタイトルに利用しています。

場合によっては変えることもありますが、基本的にはそのままですね。

アウトラインは文章の最低限の枠組みです。

作成を怠ると屋台骨ががたがたになって、自分で書くことすらも難しくなります。

 

アウトラインも作成しましょう。

 

アウトラインを作成したら、文章を書き出して行きましょう。

 

4.他人に説明できればまとまったと判断できる

 

文章を書き終わったら、できれば他人に説明する機会を設けましょう。

なぜ他人に説明しなければならないかと言うと、文章自体、コミュニケーションの手段として開発されたものだからです。

 

本来の目的に合わせて、文章を他人に見せて、それがわかりやすいものであれば、

思考はまとまったと言えます。

思考がまとまるというのは他人に伝えられるようになるということです。

 

5.まとめ

 

今回はぼんやりとしてまとまらない思考を捉えて、形にする方法を考えてみました。

思考はそもそもぼんやりとしているものなので、適切な道具を利用することで

きちんと形にしましょう。

 

形にしてしまいさえすれば、ある程度方向性が決まります。

方向性を決めてからでないと悩みは終わりません。

ただ単に文章にするよりももっと前の段階を経たほうがずっと楽です。

 

皆様が悩みを文章化するための手助けにこの記事がなれば幸いです。