うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

話を短くする方法 秘訣は順番にあった!

 

お話が長すぎるほうじょうです。

 

ブログでも饒舌なのですが、現実でも同様に饒舌です。

それで困っていることがあるんです。

相手が私の話を全く理解できていないということが頻繁に起こるんです。

 

感覚で「あっなんか間違って伝わってる」ってわかるんです。

でも、何に違和感を感じているかわからない。

 

なんか理解できていないのはわかる。

でも、どうすれば理解してもらえるのかはわからない。

 

そんな状態がずっと続きます。

言葉の問題かなと思って、ひたすら文法練習をしました。

おかげさまで誤字脱字を見つけるのが得意になりました。

それだけです。

 

お話が短くなるどころか長くなりました。

おかしい……?

 

というわけで文法練習だけじゃ話は短くならないと気づきました。

そして実際そのとおりでした。

実は話の長さは文法の問題ではなかったのです。

 

お話が長くなるのは話の内容ではなく、順番に問題があったのです。

 

それでは、お話の順番とはどういうことかをお話していきます。

(……長くならないといいのですが)

 

 

お話の最優先を決める

 

お話し好きな方もそうではない方も話に順番があるということを知っておくべきです。

なぜなら、順番がしっかりしていないと相手は理解できないためです。

自分では理解できていても、相手に伝えるという点では順番が最も重要になります。

 

極端なことを言えば、お話は中身よりも順番の方が重要です。

どれだけ低俗な文章でもきっちりとした順番で話されるならば、

ものすごい名文になります。

 

それに対して、どれだけ内容がしっかりしていても、

順番ががたがたならば、駄文です。

 

もう一度あえて言います。

お話とは中身よりも順番である、と。

 

本当に言いたいことを一番始めに言う

 

会話をするとき、無意識にせよ意識的にせよ1文しか話さないと思います。

一番伝えたいことをはじめに言わないとどんどん話の方向がそれていきます。

伝え漏れが出てくるためです。

 

相手も一番初めに話されたお話に合わせて、お話していきます。

ということは最初の話題でお話の方向や結末は決まってしまうのです。

だから、一番始めが重要です。

大げさに言うと一番始めがすべてです。

 

一番伝えたいことを決めて、それだけを伝える

 

それでは、一番初めに一番伝えたいことを伝えるためにはどうすればいいでしょうか?

端的に言うと準備が必要です。

思い付きで話し始めるととっちらかったお話になります。

 

もしも、思い付きでもそのなかで一番重要な話すべき内容があるはずです。

それを探り当ててからお話を始めましょう。

 

それができなければ、重要なことは伝わりません。

仮に伝えられたとしても相手には枝葉としか認識されません。

一番初めに伝えられた話とはずれているためです。

 

話がずれるのは一番初めに一番重要なことを言わないため

 

話がずれているよと言われたことはありませんか?

それは一番初めに一番言いたいことを言えなかったから

本題に入ったとたんに相手が話が変わったと感じるのです。

 

本当に伝えたいことは一番最初に言いましょう。

結論から話すとはそういうことです。

 

PREP法

 

でも、話の順番で一番言いたいことを言うの難しいよという方は

PREP法を参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

PREP法とは

結論

理由

説明

結論

この順番で話すことです。

 

まず、最初にお話の結論を言って、その理由や補足を説明する、

それがPREP法です。

 

場合によっては理由や説明は省くことができます。

そこは相手にとって重要じゃないことがしばしばあるからです。

 

これを利用して、本当に言いたいことは結果的に2回言えるようにしましょう。

最初と最後2回念を押せば、相手もその内容が一番重要だと気づきます。

 

とにかく、話し始めが一番重要で話し始めさえしっかりしていれば、

話終わりもスムーズになります。

むやみに相手に質問させるようなこともせずに済み、

お話全体が短くなります。

 

参考になれば幸いです。

 

話の順序を知る

 

日常会話ですらも話の順序は重要ですし、仕事の場ですともっと重要です。

 

順番がしっかりとしていなければ、確実に相手は話がずれていると感じます。

自分が言いたいことを言っているつもりなのに、全然伝わらないのです。

 

そんな人に対するアドバイスは一つ。

話をまとめてから話始めましょう、です。

 

私などは「話をまとめるってなんだ? 十分まとまってるはずだけどな……」

そう感じていました。

 

実は話をまとめるというのは話の順番を整えるということです。

そして、話の順番は知っていなければ、整えられません。

 

まとめ

 

今回は話を短くするための奥義。

一番伝えるべきことは一番初めに持ってくるということをお話ししました。

 

自分にとっては理由が一番重要。

それでも、相手にとっては違うでしょう。

理由よりもその理由のもととなった結論を相手は聞きたいのです。

そうしないとなんの話かもわからないですからね。

 

相手が聞きたいことを言うことで自分も話しやすくなります。

理由は聞かれてから答えましょう。

 

この記事でお話が長い方の悩みが解決すればうれしいです。

 

ここまで読んでいただいた方には格別の感謝を込めて。

ご読了ありがとうございました。