うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

うどんという自分にとっての神

今週のお題「最近おいしかったもの」

 

はじめに

 

やせ細り、食べることに消極的になっていた、ほうじょうです。

 

今回は

うどんを毎日食べるようになって、体型が標準的なものになったことの喜びについて

語りたいと思います。

 

食べてるのに体重が増えない……。

そんな方にはうどんがおすすめ!

うどんを食べましょう!

 

ケチな私

 

私は食べ物にお金をかけないタイプです。

身長は175cmほどあるのですが、

それなのに体重は40kg台でした。

 

そんな現状に諦めに近い思いを抱いていたところ、

なんとなく私は「はなまるうどん」を毎日昼食として

選択し始めました。

 

それが私にとっての転機になりました。

 

最初に「はなまるうどん」を選んだ理由は安いから。

「かけ 小」が130円。

都会でお腹を膨らすには十分な安さです。

 

私は算用しました。

20日お昼ご飯を「かけ 小」で済ませれば、

お昼ご飯代が2600円で済む。

おこづかいを完全に親に頼っている私としては非常に魅力的でした。

 

「かけ 中」に挑戦

 

毎日「かけ 小」を食べているとなんだか物足りなくなってきました。

ご飯を食べて物足りないと感じたのはいつぶりでしょうか?

思い出せませんでした。

それほどに私は食が細かったのです。

 

物足りないので「かけ 中」に挑戦し始めてみました。

するすると食べられます。

当然汁も飲み干します。

 

かけたお金はすべて回収しないといけない。

そんな脅迫的な観念が私に潜んでいたからです。

 

お腹がいっぱい。

私はそう感じました。

 

今まではお腹いっぱいと言っても、

吐き戻しそうな感覚がありました。

 

しかし、うどんは違いました。

なんとなくはちきれそうな感覚はありながらも

すぐにその感覚はなくなってしまったのです。

 

「かけうどん」以外も食べる

 

当初は「かけうどん」以外は高すぎて、お金を払いたくありませんでした。

にもかかわらずいつの間にか、「はなまるうどん」のメニューを制覇したいな。

そんな欲求が自然に湧き上がってきました。

 

食欲に私元来のコレクション欲が混じり合い、

「食べ比べ」の概念が浮かびました。

 

そこで私は「かま玉」という究極のうどんに出会いました。

 

「かま玉」は卵が含まれています。

卵はなんとなくバランス栄養食と感じていたため、

せっかく高いうどんを食べるならば、

卵入っててほしいなと思いました。

 

そんな甘い考えで挑んだ結果、今ではすっかり「かま玉」ばかりです。

かま玉をよそうのは店員さんには非常に手間です。

 

実際見ていると必ず「お時間5分ほどよろしいでしょうか?」

とか

すぐだったとしても

重い器にうどんをよそい、卵をかき混ぜる必要があります。

 

店員さんに申し訳ない、

そんな気持ちがありながらも、

私はかま玉を毎日頼むようになりました。

私に食に対するエゴが生まれたのです。

 

うどんは私に食欲の存在を思い出させてくれた

 

私は今まで極端な相対主義や生命信仰、ディープエコロジーなどで

食に対して消極的になっていました。

 

サラダを食べるのすらも嫌になって、断食したこともあります。

1日できつすぎてやめたんですが……。

 

だいたい中学か高校ぐらいですかね。

修行不足で断食は諦めましたが、

そこからずっと少食が続いていました。

 

しかし、うどんと出会い、うどんを毎日昼食に選ぶことで

私の体重は65kg、身長175cmに対して適正にまで至りました。

 

今でも食べることには思うところはありますが、

そういうのは意識的に思考停止しています。

何よりも目の前の「かま玉」を残してしまうのはもったいない。

 

私はうどんのおかげで食欲に対して肯定的になりました。

 

だからこそ、私はうどんに神の称号を与えます。

たとえ、誰が何と言おうと私にとってうどんは神の一種で

これからも毎日食べ続けるでしょう。

 

それだけ私の人生にうどんはインパクトを与えました。

 

かま玉の布教

 

ちょっと重めの胃にもたれる話をしてしまいました。

良くないですね。

せっかくするする食べられて、

胃にもたれない食べ物の話をしているというのに。

 

良くないです。

 

というわけで、かま玉のどこが魅力なのかを伝えます。

 

まず、かま玉は毎日歯ごたえが変わります。

理由は単純、マニュアル化されていたとしてもゆで時間は

毎日変わるためです。

 

それゆえに、毎日飽きずに「かま玉」を食べることができます。

チェーン店だというのに、毎日違う食感を楽しめる。

これは凄まじいことだと思います。

 

きっと自分の通っている店舗以外の「はなまるうどん」では

別の味わいの「かま玉」を味わうことができるでしょう。

 

次に歯ごたえの良さからくる満足感です。

かま玉はものすごく弾力があります。

ときには箸で持ち上げるだけで自重でちぎれるほどです。

 

そんなかま玉を味わえば、自然に顎が鍛えられます。

最近は「かま玉 中」が最も卵とうどんの量のバランスが良いことに気づいたため、

「かま玉 大」を頼んでません。

 

それでも、「かま玉 大」は私に体重と筋力を与えてくれました。

感謝しています。

 

だからこそ、うどんについての思いを記事にするに至りました。

 

まとめ

今回はうどんに対する信仰告白をしました。

私は生命に対する考えを深めすぎて、

即身仏に憧れるほどに食に対する忌避感を持っていました。

 

そんな命を投げ捨てる思想を投げ捨てさせたのがうどんでした。

おかげで私はまだまだ生をつなぐことができそうです。

 

自分の就職先の近くに「はなまるうどん」があることを祈るばかりです。

あと「はなまるうどん」には常に成長を続けてほしいです。

 

最近、サラダのシーチキンをごぼうに変えたあたりで凄まじい苦しみを

感じていますが、それでも私は「はなまるうどん」を応援します。

 

うどんが神ならば、「はなまるうどん」は神官です。

 

いつまでも私にうどんを与え続けてほしいものです。

 

なんか宗教勧誘みたいな文章になりましたが、

実際宗教勧誘です。

 

さあ、みなさんもうどんを食べましょう!

そして、適正体重になりましょう!

あと、「かま玉」がおすすめ!

店員さんに負担かかるけどそれでも「かま玉」おすすめ!

 

私が伝えたいことは以上です。

 

なんかあれな文章でしたが、それでも読んでいただいた方に感謝を。

ご読了ありがとうございました。