うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

風邪の時に思うこと

 

 

はじめに

 

虚弱体質のほうじょうです。

 

今回は

 

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この記事の振替として、

日本のキャリア制度について考えたいと思います。

子供のころから思っていた、「自分は普通に働くことなどできない」

という思いを書いていきたいと思います。

 

ついでに学校に対する無限の怨嗟が綴られています。

オブラートに包まれた人の憎悪を体験してみたい方におすすめです。

 

 

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んっ?

完全に怒り狂った獣です。

獣の唸り声、咆哮を上げる猿です。

 

……体力が衰えているので仕方ないでしょう。

それでは本文に移ります。

 

体力が資本ならば、それがない人はどうする?

 

私は大学3年生のころから合わせて3年の就職活動を行っています。

そこでわかったことは日本の会社が求めているのは

安定して働くことができる体力が有り余っている人だということです。

 

私の場合は3か月に一度必ず3日ほど風邪をひきます。

ひくとわかっています。

24年間の経験上、この3日の風邪は避けられません。

努力で避けられるものではありません。

 

それゆえに私は学校というのが非常に嫌いでした。

休むことに対してだれもが非難します。

父も母もものすごく厳しい。

勉強も私を置いてけぼりにします。

 

それを取り返すべくまた無理をする。

そのサイクルを繰り返します。

 

私は必ず3か月に3日風邪でダウンするという体質を持っているのですが、

そのような体質を持つ私を学校は許容しませんでした。

初めから体力のないものは死すべきであるという風潮を

一身に受けて育ってきました。

 

ですが、私は死にたくはありません。

 

だから、いつの間にか小説家を目指し始めました。

小説家という仕事は時間に融通が利きます。

というか3か月に3日無断で休暇を取ってもいいような

職業を私は求めていました。

 

もしも突然風邪をひいても誰にも知られずに、

責められずに過ごすことができるのです。

私はそのように生きたいと考えています。

虚弱体質は本当にどうしようもないので……。

 

学校にとらわれていた私は小説家という仕事のみに活路を見出していました。

その道以外では遅かれ早かれ私は野に垂れることになります。

今ならばコンクリートに、ですかね?

 

……コンクリート天誅を迎えるのも悪くはないかもしれませんね。

 

インターネットという新たな活路

 

しかし、小説を書こうとしても体力が持ちません。

一度に10000文字程度かけたとしても、

満足のいく文章はできません。

 

ついでに小説を書く練習は1週間ぐらいしか続きませんでした。

 

そして、1か月ぐらいしてまた書き始めて、

1週間でダウン。

毎日やるぞ!

そう決意してもダウン。

 

焦燥感に襲われます。

 

焦燥感に駆られては小説を書こうとして、挫折する。

それを繰り返しました。

 

そうやって何とか実質義務教育を潜り抜けて、

文系大学に入りました。

 

今度こそ小説を書くぞ!

 

書けませんでした。

 

大学は非常に緩かったです。

緩かったのにもかかわらず風邪を引きました。

 

土曜日まで体を保たせて、日月の間に風邪をひいておく。

そういたサイクルができました。

 

読書すらも難しいほどに疲弊することもしばしばありました。

 

大学時代もなかなか体調はすぐれませんでしたが、何とかしました。

 

小説も3か月に1週間ぐらいは書くことができました。

出来のほうはよろしくありませんが、

おかげさまで私はタイピング自体が好きなことに気づきました。

 

別に小説である必要はないのでは?

そう思い始めました。

 

ちなみに大学の講義を欠席したのは一年度の3日のみです。

 

そのときは講義中に突然体が震え始めたため、

仕方なく帰ったという感じです。

 

大学ですら虚弱からは免れることができない。

割と絶望的な事実を突きつけられました。

 

ですが、1日休み程度ならばあまり評価に響きません。

おかげで割と大学の成績はいいほうでした。

 

突然自慢を始めるのですが、

大学にはGPAというのがあって、それは最大4.0の評価だったんです。

SからC、そして不合格のF。

 

私は一度もFを出さずに、ついでにCも出さずにいました。

大学時代を通した私の平均GPAは3.5.

 

初めて私は評価されることの快感を味わいました。

おかげで学内でも上から50番ぐらいには入れました。

嬉しかったのでお話します。

 

文系大学のような学校の行き方もあるのかと非常に驚いた記憶があります。

 

福が転じて……

 

いいことだらけの大学時代。

ふと思い出すのは公立学校で受けてきた数々の仕打ちでした。

 

そして公立学校に対して非常に強い憎悪を感じました。

というか高校ですね。

 

体力のない奴は勉強する権利もない。

 

そういった風潮に支配された学校に対して私は一生涯消えないほどの

憎悪を感じました。

そういえば、学校って学問を学ぶ場所じゃなかったのか!

毎日そう怒りに駆られていました。

 

今ならばしみじみ思います。

あの場所は学校を名乗っていい場所ではなかった。

 

そうかそうか、学校という名前だからといって、

学問を教えてくれる場所とは限らないのかと、今ならば思います。

 

私は高校生の頃にものすごい勘違いをしていました。

学校は学問について勉強するための場所であるということを。

 

大学に入って、それは確信に近いものになりました。

 

よし、永遠に公立学校という名の牢獄を怨嗟し続けてみようか!

そう思いました。

 

でも機会があったら、自分をさいなむものも許してみようかな。

そういう余地も残しておきました。

 

というわけで私は大学時代、寛容をテーマに卒業論文を書きました。

 

公立学校はあれですね。

自動車の耐久実験と同じですね。

壊れるまで試され続けます。

 

壊れなければ、社会に出られて、壊れれば引きこもりになる。

子供を育てるのではなく、ふるい落として選別する場所だったんですね。

 

学校という文字に私は騙され、幻想をいだいていたようです。

そういった間違いはもう修正されます。

 

今はやっぱり高校通う意味全くなかったなと思います。

 

その高校に通わなかったら、得られなかった友人もいますし、

その友人ともう一度会うために高校にもう一度通ってもいいかもしれませんが、

そんなことはもう考えても無意味ですね。

 

友人は高校じゃなくてもできるので。

 

そんなことを考えた1週間でした。

 

……はい。

 

体力が落ちるとだめですね。

何も考えないほうがましです。

 

でも形には残します。

「うたかたのあとさき」の名に恥じないように

恥ずかしいことも書き付けます。

 

まとめ

自己診断ですが、

39度の熱が何日も続くのは風邪ではなく、肺炎の可能性もあるようです。

小学校の時も年1で肺炎をやらかしてましたね。

 

風邪をひいたとき、ネガティブな感情が生じます。

39度の熱が3日も続くと、自分はもう闇に瀕しているんだろうなと感じます。

 

そういったときにはネガティブな感情が思い浮かびやすいです。

 

 

ですが、怒るとエネルギーが湧き出てきます。

そうするとギリギリ動けはするんですよね。

 

風邪をひいたときに思うこと。

そういうのは単なる愚痴程度にとどめましょう。

エネルギー消費は最低限にしましょう。

 

もう一度自分への戒めもかねて、「倫理に狂う獣」置いておきます。

 

なんかネガティブなことを言い始めたら、

これを自分に突きつけたいと思います。

 

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ここまで私事をご覧いただいた方に格別のご恩を申し上げます。

ご読了ありがとうございました。