うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

中学3年生のための自己分析

 

 

はじめに

 

子供のころに進路を決めさせられている国に住むほうじょうです。

 

今回は

 

中学3年生の時にこそ自己分析すべきという話をします。

大学生になってからでは遅すぎる。

高校生でも文理の区別で道が狭まる。

 

というわけで消去法で自己分析のタイミングは

本当は中学3年生がラストラインという話です。

 

自己分析って何?

皆さんは自己分析はご存知ですか?

自分のことを考えること?

それだけでは不十分です。

 

自己分析とは自分がどういう性格でどういう能力を持っていて何が好きなのか。

そういうことを知ること全般のことです。

 

自己分析によって自分すらも知らなかった性質を知ることができます。

 

自分ですらも知らなかった自分を知ることで

自分は何もできない……。

そんな誤った妄想をはじくことができます。

 

あなた自身が知っている以上のことを自己分析は教えてくれます。

あなたの最大の理解者はあなた自身です。

しかし、あなた自身ですらもあなたのすべてを理解することはできません。

 

だからこそ、自己分析が必要なわけです。

 

具体的な自己分析方法

 

インターネットで自己分析と検索してください。

たくさん出てきます。

本でやってもいいですし、身近な人に自分はどういう人かを聞いてもいいでしょう。

 

私の場合はストレングス・ファインダーという2000円くらいのお高い自己分析を行いました。

精度が非常に高いためおすすめです。

 

もしも結果に興味がある方はこちらをどうぞ。

 

 

utakatanoatosaki.hatenablog.com

 

 

自分のことなんて常に考えてるよという方、少し待ってください。

自分一人で考えるのは自己分析の方法の一つにすぎません。

 

一人の力よりも何人もの人がかかわってきた自己分析方法を使ったほうがより

多くのものを見つけられます。

視野を広くすることができます。

 

決して一人で考えないでください。

答えは出ません。

 

自分だけではなく他人の視点も必要

 

どういうことかといいますと、一人だと一つの視点しかないからです。

一人だけで見る世界はとても狭いものです。

 

一口に自分といってもたくさんの一面があります。

学校にいるとき、友達と遊んでいるとき、一人で過ごしているとき、

ごはんを食べているとき。

 

実はそれぞれ違う顔を皆さんはしているのです。

 

気分が違いますし、どういう風にふるまうかも変わります。

自分でもその変化には気づくことができません。

 

実際、私も気づきませんでした

 

ということは精度の高い自己分析を行うためには他人の視点、

たくさんの視点が必要なわけです。

 

見てくれる人が多ければ多いほど自己分析の精度は高まります。

たくさん自己分析をしましょう。

 

自己分析を生かす

 

さて、これまでは自己分析の重要性と方法をお伝えしてまいりました。

ですが、自己分析の結果をどう生かすかという話をしていませんでした。

 

これからは自己分析によって何が得られるかをお話しします。

 

自分は何が得意なのか

 

まずは自己分析によってあなた自身が本来何を得意とするのかがわかります。

コミュニケーションが得意かもしれません。

勉強をするのが得意かもしれません。

スポーツが得意かもしれません。

ゲームが得意かもしれません。

そもそも考えること自体が得意かもしれません。

 

どんな人でも必ず得意なことはあります。

どれだけ自分がダメな奴だと思っていても、

自己分析はあなたが得意なことを突き付けてきます。

 

その場合、自己分析のほうが正しいです。

なぜなら、自己分析によって得られた結果のほうがよりたくさんの手間が加えられているからです。

 

自分は何がしたいのか

 

ですが、自己分析も万能ではありません。

 

自分が何をしたいのかまでは教えてくれないからです。

そこで初めて自分のやりたいことを考えられ始めます。

 

苦手だしやりたくないこと

苦手だけどやりたいこと

得意だけどやりたいこと

得意だしやりたいこと

 

自己分析のおかげでこの4種類の区別ができるようになります。

あなたの生活で行っている行動を振り分けましょう。

 

そして、得意だしやりたいことこそあなたの進むべき道です。

 

結局自分で自分の道を決めないといけない

 

中学3年生は実はまだまだ子供です。

ですが、子供だからと言って社会は容赦なく道の選択を迫ります。

 

そのとき、自己分析は役に立ちます。

強烈にのしかかってくる不安を押しのけるだけの武器になります。

防具にもなります。

 

苦手だしやりたくないことなどやる意味はありません。

避けましょう。

するとこの時点で進路が大きく絞られます。

 

勉強はしたいか。

勉強の中でも何が得意か。

得意なことをやるために一番いい場所はどこか。

 

それを考えれば、

 

普通科高校に進むか。

中学を卒業してすぐに働き始めるか。

高専に進むか。

それとも海外に行って、飛び級でもしてみるか。

 

そういった進路が見えてきます。

得意だしやりたいことを達成できる場所を選択しましょう。

 

まとめ

 

今回は中学生こそ自己分析をして、道を決めなければならないという話をしました。

自己分析の方法はさまざまです。

インターネットにもいろいろ自己分析の方法は転がっています。

たくさん受けましょう。

 

そして、比較検討をして特に自分の強い傾向を把握しましょう。

 

趣味の方面や得意な科目から自分を考えてみてもいいかもしれません。

 

とにかく自己分析には方法がたくさんあるのです。

 

だからこそ中学生のころから自己分析を始めたほうがいいのです。

自分の方向性を決めなければ、流されるままに自分の望まない方向に

進んでしまいます。

 

進路を決めているという人が周囲にいるでしょう。

その方はほぼ確実に自己分析を済ませています。

 

自己分析を済ませているかで進む方向に差が出てしまいます。

向いていないことをやらなければならなくなったり、

地獄を体験することになるかもしれません。

 

そうなる前に早め早めの自己分析をおすすめします。

むやみに苦手なことをする必要はありません。

あなたにとって苦手でもほかの人にとっては得意かもしれません。

その人に任せましょう。

 

すべてをできるよりも一点を突破できる力を持つほうが何かと便利です。

 

どちらにせよ、皆さんが自分のことを知ることができるように望んでいます。

 

ご読了ありがとうございました。