うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

初心者が調べるサマータイム やっぱりオリンピック終わってた

 

 

 

はじめに

 

形にされたものを参考に自分の形を作る、ほうじょうです。

 

今回はサマータイムについてそういえば、よく知らないなと感じた私自身のためにサマータイム無知状態からサマータイム既知状態に変えるための記事です。

 

完全にイメージで語っている人が事実ベースで考えるためにする必要があることを並べる過程を知りたい人向けです。

 

今回は一つの記事を参考にして書いた記事です。

 

https://japanese.engadget.com/2018/08/15/summertime/

日本でサマータイムが絶対に導入されない理由。2020年東京オリンピック問題(本田雅一

 

こちらの記事を読んだ感想を述べていきます。

 

サマータイムはそもそも導入することが現実的に無理

 

この記事の主張をまとめると、政治家が自分の支持率を考えられるならば、サマータイムを実施するという愚策を犯すことは全く不可能である、というものです。

 

そこでサマータイムを実施しようと提案した人が誰かを確かめましょう。

なんでも7月28日に森元首相サマータイム云々を言い出したらしいです。

 

まあ、おじいちゃんだから仕方ないですね。

可能な限り早くオリンピック役員を辞退してもらいたいですね。

仮にも日本の首相を務めた方がサマータイムの是非を話し出す時点で正常な判断力を完全に失っています。

すでに森元首相は政治家ではないから仕方ないことですね。

政治家じゃないからこそ、サマータイムを提案できたんです。

多分、森元首相はITを日本政府が推進しているという事実を知らないのでしょう。

まあ、政治家じゃないので仕方ないですね。

 

政治家ですらも馬鹿らしいと考えている

 

少なくともサマータイムについて、IT業界からの反対意見が必ず出ます。

一番、サマータイムのあおりを受ける業界だからです。

 

ということは、IT業界からの猛反発を受けることが予想されます。

そういえば最近プログラミングが小学校で必修化するらしいと聞きました。

政府全体としてはITを推進する立場なのでしょう。

 

もしも、サマータイムを実施すると政府の人が判断したとき、彼らは自分たちがITを推し進めているという事実を忘れています。

まあ、弾劾でしょう。

さすがに自分たちの言っていることに真っ向から対立する政策を打ち出すことは政治家ならば不可能です。

 

一貫性のない政治には不信感が出ます。

不信感がでれば、支持率にかかわります。

 

ということは、信頼を失うことを恐れているだろう政治家ならば、サマータイムは絶対反対することになります。

国民に支持されているという自覚を持っている政治家の方が多いことを今は祈るばかりです。

 

個人の体調だけではなく、スマートフォンやパソコンにも影響がある。

 今まではIT業界の話をしましたが、実は個人の生活にも大きな影響があります。

 

その最たる例としてスマートフォン電波時計があげられます。

スマートフォンは電波で時間を計測しているため、サマータイムに対応することができません。

当然、電波時計なども対応できません。

 

つまり、サマータイム実施により、少なくともスマートフォンを所持している人はスマートフォンが時計として機能しなくなることを覚悟する必要があります。

ついでにいうと、スマホゲームなども時計のズレによってわけのわからない挙動やバグが生じてくるはずです。

 

サマータイムなんてIT推進している国がやることじゃないし、ましてやスマホが普及している国でサマータイムなんて議論に上がることすらもおかしいです。

 

多分、森元首相はIT関連についてあまりご存じないのかなと思います。

私と同じぐらいか、それよりも知らないかぐらいでしょう。

 

特にエンジニアの方々に大きな打撃を与える

 

時計を変えるというのは、個人だけの問題ではありません。

プログラムを組む人にも影響があります。

 

改めて、プログラムを最初から組みなおす必要があるためです。

そんなこと現状でできますかね?

 

ただでさえ人手不足のIT業界にさらに負担掛けしていくことができるのはものすごく神経が図太くなければ、到底できない鬼の所業だと思います。

 

そもそも、導入することに現実性が全くない

 

導入するコストに対してメリットが少なすぎますね。

企業が2時間分社員をこき使う時間が長くなるだけです。

しかも、企業においてもIT関連のシステムを利用しているならば、その対応に追われて、結果的にはマイナスになると思います。

 

昨今、ITを導入していない企業の方が少ないですからね。

個人だけの問題じゃないです。

企業にとっても大問題です。

 

だれかサマータイムに賛成できる立場の人いますかね?

企業の中ですら賛成じゃないところがあります。

 

サマータイムに賛成できる立場の人が非常に少ないと思います。

じゃあ、どうすればサマータイムに賛成することができるのでしょうか?

 

まずは、日本にIT関連の業界が存在すると知らないこと

スマートフォンを利用したことがない人

少しでも長く社員に働いてもらいたい社長

というものすごく厳重な条件のもとにサマータイムに対する賛成が行われます。

 

これを達成できる人、どれぐらい世の中にいるのでしょうか?

 

ITのことを少しでも考えられるならば、提案すらできない

 

これらのコストを知っているならば、サマータイムは提案すらできません。

なぜ、提案ができて、ニュースになっているのでしょうか?

 

議事録のすみっこで森元首相サマータイムなる愚言を弄したと書いておいて、後でシュレッダーにでもかけられるのが本来あるべき姿だと思います。

 

サマータイムを提案することができ、それがニュースになる時点でオリンピックはすでに終わっています。

完全に委員会が混乱していますね。

 

まとめ

 

ちょっと調べるだけでサマータイムの悪いところが出るわ出るわ。

海外においてもサマータイム導入で健康被害が出ていると聞きました。

 

もうサマータイムが議論の俎上に上がったことすらも驚きです。

この一連の記事もその動揺から生まれました。

 

動揺して、誰かにメリットあるかどうかを考えてみて、企業にはメリットあるかもしれないけど、社員を失うリスクのほうが高いと結論付けました。

 

やっぱり、その懸念は正解でした。

しかも、単純に企業というのではなく、特にIT業界にかかわる企業は絶対反対の立場だとわかりました。

 

無意味な仕事が増えるわけですからね。

 

あとは上のほうの人が国民の存在を意識してくれているかどうかですね。

もしも意識してくれていれば、プライベート0の悲劇は起きないかもしれません。

 

しかし、サマータイムが施行される未来がありうるのが非常に恐ろしいです。

そして、そんなことがあり得るオリンピック委員会の現状が恐ろしいです。

 

まあ、オリンピックは失敗することになりますが、それを機に政治機構や企業の構造改革を進めてほしいですね。

現状、オリンピックの意義は日本がどれだけ混乱しているかを日本以外の国々に知らしめることだけですね。

まあ、恥ずかしいですが、必要な痛みです。

 

昨今のニュースでも企業や組合の腐敗が告発されていますし、これからは反省することを期待しています。

 

私が進出できなくなる社会にならないことを願うばかりです。

 

私事ですが、読了ありがとうございました。

 

参考サイト

 

https://japanese.engadget.com/2018/08/15/summertime/

日本でサマータイムが絶対に導入されない理由。2020年東京オリンピック問題(本田雅一

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180807/k10011568231000.html

えっ!サマータイム

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011568431000.html

自民「サマータイム」導入検討も五輪までの実現は不透明

(記事が削除されています。なんで削除されたかわからないので、いったん置いておきます)