うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

思考のための思考停止 判断停止のための4つの方法

 

 

散漫な思考形式を持つ、ほうじょうです。

 

今回はむやみに考えることで疲れてしまうのを防ぐための方法をお伝えしていきたいと

思います。

 

思考停止しているといっても、本当に何も考えていないわけではありませんよね?

漠然とした不安を抱えながらもそれに向き合うだけの気力がないし、

向き合うための手段もない。

 

そんな状況から脱するためには思考すべきところでのみ思考することが重要です。

考えることにはエネルギーが必要ですからね。

 

そこで考えるべきでないことを考えている状態から脱するための方法をお伝えしたいと思います。

逆説的なことですが、思考停止から脱するためには重要なことなのです。

 

 

 

思考停止から逃れるためには体調管理が重要

 

まず思考停止は多くの場合体調不良から生じています。

考えようと思っても何か心に引っ掛かりが生じて、考えたくなくなってしまうことはありませんか?

 

そういうときはたいてい心身ともに疲れ切っている場合が多いです。

心身が疲れれば脳の作用が弱まります。

衝動的に動きやすくなってしまいます。

そして、衝動的に思考して後悔し、いらだってしまうのです。

 

そのような衝動的な思考はもはや自分の求めている思考とはかけ離れています。

だからこそ、体調管理をすることが思考停止を防ぐために最も重要なことなのです。

 

余計なことを考えないことで体力を温存する

 

皆さんは余計なことを考えることはありませんか?

 

嫌な出来事に会ったとき。

失敗をしてしまったとき。

 

そういう場合ネガティブな方向に思考が誘導されてしまうことがあります。

実際、私もよくネガティブに考えてしまうことがあります。

 

私事なのですが、

私は駅構内を歩くことが結構あります。

中心駅にほぼ毎日通わなければならない事情がありまして……。

 

駅構内はストレスフルな場所です。

駅構内にはたくさんの人がいます。

 

当然その中には自分の生活とはかけ離れた人もたくさんいます。

自分の考える常識がそこでは通用しないのです。

そして、私はストレスをため込んでしまっていました。

 

ですが、それは非常に無益なことです。

相手の事情を考えて、怒りを抑えようと思考すること自体体力を必要とします。

5年以上の時間をかけてやっと思いついたのが、

「彼らの存在を無視すること」でした。

 

私の思想上非常につらい決断でしたが、それが最善なのです。

現に駅構内でいら立つことは格段に減りました。

 

私たちは思考をしていないわけではありません。

思考すべきでないところで思考しているだけなのです。

 

余計なことを考えないための4つの方法

 

それでは余計なことを考える=思考停止から逃れるために私が実践していることをお伝えしていきたいと思います。

 

  1. ネガティブなことを考え始めたら、打ち切る
  2. 計画を立てる
  3. 評価基準を定める
  4. 瞑想をする

 

以上4つのことが判断停止のために重要ですね。

各自補足説明を付け加えていきます。

 

1.ネガティブ思考を打ち切る

 

思考にはエネルギーがかかります。

それも怒りや憤り、悲しみなどは特にエネルギーが必要です。

そのようなエネルギーを毎日何時間も使ってしまっていると

本当に使うべきところでエネルギー切れを起こしてしまいます。

 

重要なことは人それぞれです。

それは仕事かもしれませんし、学業かもしれません。

趣味かもしれませんし、それ以外の何かかもしれません。

 

ですが、そこに一番力をかけたいと思っているということは共通しています。

考えるべきでないと判断したならば、すぐに考えることをやめましょう。

それは思考停止ではありません。

戦略的な思考停止、判断停止です。

 

一番力をかけたいところに力をかけるために考えるのを打ち切ることも一つの

有効な策です。

私はこれのおかげでだいぶん思考停止から離れることができるようになりました。

 

2.計画を立てる

 

計画を立てるというと大げさかもしれません。

ですが、自分が何に一番力をかけるべきなのかを知るためには

計画を立てることが一番なのです。

 

もしかすると、一番力をかけるべき場所、かけたい場所を勘違いしているかもしれません。

その場合に失われるエネルギーと時間は膨大なものです。

 

ゆっくりとでも着実に進むほうが間違った方向に全力疾走するよりも

結果的に前に進めるのです。

 

3.評価基準を定める

 

評価基準を固めてしまうのは思考停止の一種なのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、評価基準を定めるというのは思考の型を定めるということです。

 

何を評価して、何を評価しないのか。

評価する必要のないものを評価しないためには

自分の中で基準を定める必要があります。

 

これは計画作成の結果出てくるものですので、順序をたどったほうがいいです。

 

他人の悪口を評価するのかしないのか。

自分の嫌いな人を評価するのかしないのか。

 

そのようなことをあらかじめ決めておくのです。

思考すべき事柄がぐっと減ります。

 

4.瞑想をする

 

考えないってどういうことなんだとお悩みになっている方もいらっしゃるでしょう。

実際、私も10年以上悩んできました。

 

そこで考えないための手段として最善の瞑想をご紹介します。

瞑想では1から10までゆっくりと数を数え続けます。

その間呼吸もゆっくりと行ってください。

 

特に嫌なことを見てしまったときに有効です。

思考があらぬ方向に行ってしまうのを防ぐために非常に有効です。

 

ぜひ試してください。

ちなみに休憩するときにも瞑想は役に立ちます。

常に考え続けているとエネルギー不足に陥ってしまいますからね。

 

補足は以上です。

おおまかにいいますと考えないことを決めることが重要です。

本当に考えるべき場所で考えられなくならないように日ごろから

思考のエネルギーを保存しておきましょう。

 

まとめ

 

今回は思考停止すべきでないところで思考停止してしまわないために、

日常で遭遇する嫌なことを考えないための方法をご紹介しました。

 

日々、嫌な事柄に囲まれてへきえきしている方が

今回の記事を通して思考の負担を減らして、本当に考えたいことを考えられるように

なることを望んでいます。

 

ここまで読んでいただいた方には格別の感謝を。

ご読了ありがとうございました。