うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

いつでもどこでも無料で読める古典サイト

 


はじめに

 

何百年もの時を経てもなお形を残す古典を尊敬する、ほうじょうです。

 

今回は

 

青空文庫とGutenberg Projectというサイトをご紹介させていただきます。

こちらのサイトではスマホやパソコンで古典に触れることができるようになります。

簡単な使い方と個人的おすすめを紹介したいと思います。

 

青空文庫

 

青空文庫とは、日本語で書かれた文章で著作権が切れたものを無料で読むことができるサイトです。

 

あえて古典を購入することに抵抗がある方はまずこちらのサイトで古典自体に慣れ親しんでもらいたいと思います。


書店で売られているような作品でも、こちらで無料でみられることがあります。

芥川龍之介江戸川乱歩の作品がこちらに掲載されているため、店頭で購入する前にこちらで触れてみるのもいいと思います。

 

ただ、個人的に青空文庫はしおりを利用しづらいです。

再読をするのも難しいですし、書き込みも難しいです。

 

個人的には古典に触れるときは本などのほうが書き込みや現在自分がどれぐらい読書しているのかがわかりやすいためおすすめです。

 

しかし、そんな個人の嗜好はおいておいて、みなさんが少しでも古典へのアクセス性を高めていただけるといいなと思っています。


一長一短ですね。


とにかくアクセス性がいい、青空文庫か。
繰り返し読むという点で勝る、実本か。
どちらのほうがいいかを読者の方で確かめながら、判断していただけると幸いです。

 

青空文庫 Aozora Bunko

こちらから飛ぶことができます。

 

青空文庫利用方法

 

とりあえず簡単な青空文庫の利用方法を紹介します。

まずは青空文庫で検索してください。
広告を飛ばせば、1番上に青空文庫が見えます。


こちらをクリックして開いてください。

すると、ちょっと下のほうに著者か著作の名前をあいうえお順に並べたものがあります。
こちらから自分の求めている本や著者に合わせて調べましょう。

 

スマートフォンでもパソコンでも利用することができるため、いつでもどこでも無料で古典が楽しめます。


ご都合に合わせてご利用ください。

 

個人的青空文庫おすすめ

 

ただ、青空文庫をご紹介するだけでは、青空文庫の良さはわかりづらいです。


そのため、個人的に独断で好きな本をいったんご紹介します。

あくまでも個人的おすすめなので、参考程度にどうぞ。

 

日本3大奇書の

ドグラマグラ
『黒死館の殺人事件』
が読めます。

『虚無への誘惑』は著作権が切れていないので、読むことはできません。

それ以外にも近代の日本文学はほぼすべて青空文庫で読むことができます。

芥川龍之介江戸川乱歩など、哲学者では九鬼周造などの著作を読むことができます。
福沢諭吉の『学問のすゝめ』なども読むことができます。

とにかく、古典に触れ始めてみたいという方におすすめのサイトです。

 

Project Gutenberg

 

こちらのサイトは完全に英文です。
英語の文章ならば、だいたい読めます。
ただ、やはり利用しにくいところがありますので、ご説明いたします。

 

かの有名な『ふしぎの国のアリス』の原文である『Alice’s adventure in wonderlandが読めます。

 

Project Gutenberg 利用方法

 

Project Gutenbergを利用するためには英語を理解していることが必須です。


ですが、とりあえず自分が知りたい作者の英語での綴りを調べて、左上の枠に放り込めば著作が出てきます。

 

最初は勝手がわからないと思いますが、

 

とにかく英字の題名を調べる。

枠に打ち込む。

検索する。

 

この過程を経れば、いくつかの著作がでるためそこから自由に選んでください。

 

とりあえずdownloadsの数字が高いもののほうがよく読まれているため、読みやすい傾向にあります。


英語がよくわからないという方の勉強用にも利用することができます。

 

こちらでもオンラインで読めますので、いつでも手軽に読むことができます。
スマートフォンにもパソコンにも対応しているためご都合に合わせてご利用ください。

 

https://www.gutenberg.org/

こちらから飛ぶことができます。

 

Project Gutenberg 個人的おすすめ

 

こちらでは特に調べるのが難しいため、いったん私が紹介するものから飛んでいくのがおすすめです。

読みたい英文があるという方は飛ばしても構いません。

『Alice's adventure in wonderland』
『Hamlet』

シェークスピアの著作やかの有名な『不思議の国のアリス』の原文に触れることができます。

特に『Alice in wonderland』 などは英語初心者でも比較的わかりやすい文章なので、英語の勉強にもおすすめです。
むしろ、英語の勉強をする目的として『Alice in wonderland』を読むというのを設定してもいいぐらいです。

それぐらい権威をもちながらも、面白さを持ち合わせているのです。

 

それ以外にも、ヒュームなどの著作に触れることができますし、岩波文庫で刊行されているような著作の原語版はこちらにだいたいあります。

 

原文が英語でなくても、英語に翻訳されたものもあるため、興味があれば調べて読んでみても面白いと思います。

 

まとめ

 

今回は無料で古典に触れることができるサイトを紹介しました。
古典は正直に言うと難しいものが多いです。

とりあえず古典に触れて、親しみを持っていただければ書店でも本の購入に踏み切りやすいかなと思います。

 

新しい本とは違い、自分で発見するというリサーチ能力が必須なため、古典の初学者の方には難しいかもしれません。

しかし、なんといっても無料です。

無料だからどんな本でも選び放題です。

 

選び放題というのもまた難しいものなのですが。

 

読みたい本がありさえすれば、移動する手間もなく読むことができます。

いい時代になったものです。

 

ここで青空文庫を運営する方々やProject Getenbergを運営する有志の方々に個人的な感謝を込めておきます。

いつも助かってます。ありがとうございます。

 

読者の方も読了ありがとうございました。