うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

ソフトバンクサーバー停止を受けて デジタル大災害を個人で対策する方法は?

 

 

ほうじょうです。

 

昨日、

2018年12月6日(木)午後1時39分ごろから

2018年12月6日(木)午後6時4分までソフトバンク回線に不具合が生じていました。

 

以下のニュースによると、全国11か国で同様の障害が生じているようです。

 

ソフトバンク、通信障害の原因を公表 エリクソン製交換機ソフトの「期限切れ」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/07/news060.html

 

11か国で同様の障害となるとさすがにデジタル大災害と言ってもよさそうですね……。

 

そこで今回の災害を機会不都合を被られた方向けに個人なりに対策を考えてみました。

 

 

 

マシンエラーだと思っていた私

 

13:39から18:00まで回線が断線していたので、ざっと4時間半、

電話もネットもできない時間が生じていたわけです。

 

外出中、なんとなくスマホを見ているとインターネットが断線していることに気づきました。

マシンエラーかな?

ちゃんと固定料金払ってなかったかな?

✈を飛ばして、つなごうかなと。

 

いろいろやりましたが、何とかならず、家に帰るまでいろいろ諦めました。



今回の被害は暇つぶしに困ったぐらいです。

それも用意しておいた本を読むことで対策できましたので、

本当にまったく問題は生じていなかったと感じます。

 

家に帰ってもスマホがインターネットにつながらなかったら、

一時的に別スマホSIMカード移そうかなと思ってたぐらいです。

 

家に帰り、スマホWifiにつながると、マシンエラーではないことがわかりました。

それに家のパソコンも普通につながりました。

何かがおかしいと感じ、情報を確認するとなんとソフトバンク回線全体に障害が生じているじゃんと……。

 

じゃあ、仕方ない、災害だからな……。

 

……そうです。今回の件は災害なのです。

現代ならではのデジタル大災害なのです!

 

デジタル大災害

 

今回のサーバー停止で大きな被害が出ているようです。

どこかのライブではスマホ利用でのデジタルチケットが利用できないトラブルが生じていたようですし、(セカイノオワリでしたっけ?)

電話回線すらも止まっていたので、連絡ができずに困った方もいたようです。

 

ソースはまとめサイト()。

 

今私が知っているのはエリクソン社製ソフトの証明書がエリクソン社側の不手際で

失効してしまっていたことです。

端的に言うと、ヒューマンエラー・日本語で言うと人災ですね。

 

デジタル大災害の原因はだいたい人災です。

結局パソコンを操作するのは人間側なので。

それにサーバーを管理するのも人間です。

 

ちょっとしたミスが大事になりやすいようになっている社会のようですね。

これからはきちんと対策を立てないとますます今回のような事故が増えていくことが予測される現代でさらに困ることになると思います。



デジタル大災害に対策はあるか?

 

今回はサーバーレベルでの不都合でしたので、

個人でできる対策はなかったように一見見えます。

 

ですが、面倒でも対策はあります。

 

例えば、Wifi回線を利用するとか別のキャリアを利用している人に助けを頼むとか。

 

wifiや別キャリアでインターネットを使う

 

要するにサーバーレベルのエラーが生じうるということを認識すること。

そして、サーバーエラーならば、別の回線を使用すればいいということです。

 

さらに、当然費用は掛かりますが、対策がないわけではありません。

キャリアを増やして、スマホを2台持ちにするなどですね。

 

例えば、auとドコモ、ドコモとソフトバンクなどですね。

 

手間はかかりますが、無料のWifiスポットを確認するなどの対策をとることもできます。

 

キャリアを変えることは根本的な解決にはならない

 

今回の件でソフトバンクおよびエリクソン社への信頼は大きく損なわれました。

中にはもうソフトバンク回線を利用しないようにしようと考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。(ソースは父の同僚)

 

ですが、それは早計です。

今回のようなサーバーエラーはほかの会社でも十分に起こりうるからです。

 

今回のサーバーエラーは偶然ソフトバンクでした。

仮にもう一度今回のような障害が生じたとします。

その場合、別のサーバーで障害が生じる可能性は十分にあります。

一度事故を起こしたからもう一度ソフトバンクで事故が起こるとは限りません。

 

別の会社の回線も同じようなものです。

 

だから、私はキャリアを増やすことは対策になるけど、キャリアを変えることは対策にならないと思います。

 

不安を感じられるかもしれませんが、キャリアをあえて変える手間をとる必要がある事態なのでしょうか?

 

キャリアを増やすのならばわかるのですが……。

 

不安を対策する

 

ソフトバンク回線が突然つながらなくなって困るのは、

ソフトバンク回線に依存するように生活していたからです。

auでもドコモでも依存していれば、現状は実質変わりません。

 

キャリアを変えることが根本的な解決にならないのは

一つに依存することが変わらないからです。

 

それでも、ソフトバンクでサーバーエラーが起きたことは事実です。

そこに不安を感じるのは必然といえます。

いまだサーバーエラーを生じさせていない別の会社に移ろうと考えるのも自然だと思います。

 

ですが、その自然性に従う理由はありません。

 

例えば、ボートで事故が起きたから、次からはフェリーで移動するようにしようと

心に決めることと変わりません。

 

キャリアを変えようと思っている方はその労をあえて取らずに、

少し様子見をしてもいいと思います。

 

まとめ

 

今回はソフトバンク回線への障害を受けて、改めてデジタル災害について考えてみました。

 

デジタル災害は基本的に人災でリスクを分散できるところが従来の災害と異なるところです。

 

とりあえずキャリアを増やしましょう。

お金がかかるところはちゃんと考慮する必要がありますが……。

 

不安を感じたとしても、キャリアを変えるのはおすすめしません。

キャリアを増やすことは有効でもキャリアを変えるのは全く対策になりません。

 

それでも、不安が解消できずお金も微妙にないならば、キャリアを変えてもいいと思います。

そこには安心が得られるという効果があります。

人の心のレベルまで言及すれば、完全に無意味なわけではありません。

 

私は安いので変えませんが。

安いので……。