うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

サマータイムのメリットってある?

 

 

 

はじめに

 

制度という名の鎖を作る権利は誰にあるのか考える、ほうじょうです。

 

今回は昨今巷をにぎわせているサマータイムについて私論を述べるものです。

根拠は私の経験でしかありません。

しかし、確実に私に対してデメリットしかないので、私怨を中心に論を組み立てたいと思います。

 

サマータイムはどうだろうか……と疑念を持っている方や

サマータイムに反対する人はどんな気持ちなのか知りたい方におすすめです。

 

サマータイムに対するなんやかんやについて私怨たっぷりで語っていきます。

 

サマータイムにメリットある?

 

サマータイムの導入が本格的に議論され始めました。

現在の企業偏重の議会ではサマータイムが可決されることはあり得ないことではありません。

 

そこで私は完全に個人の目線からサマータイムの存在にはデメリットしかないと主張します。

 

根拠としては3つ挙げられます。

 

  • 生活習慣を変えるのは体に負担がかかる。
  • 最も暑い時間に退勤する必要がある。
  • なんか全体主義やら戦争を思い出す。

 

以上の3点です。

 

各自を説明していきます。

 

生活習慣変えるのは政府の人もできるの?

 

生活習慣を変えるのは大変です。

無理に生活習慣を変えると自律神経失調症に陥ります。

自律神経失調症はつらいですよー。

 

味わったことがない人はわからないでしょうけど、朝起きた時に吐き気が出たり、休日も常に疲れていたり、そういった経験をすることになります。

 

サマータイムは強制的に生活習慣を変えさせる法律(条令)なので、自律神経失調症の人が増える可能性が高いです。

 

サマータイムは誰のための法律なんでしょうね?

 

肝心の労働者が炎天下に放り出される

 

はい、朝の通勤暑くてつらいなあと考えている方に朗報です。

昼の退勤はもっとつらいです。

 

私は諸事情により平日は毎日15時ぐらいまでハローワークに通っているんですが、その時の熱はすごいですよー。

 

太陽光は暑いというよりも熱いって感じですからねー。

それも度を超すと熱いというよりも痛いになりますし。

 

私はそんな時間に退勤するのは嫌です。

少なくとも、あえて熱い時間を選んで社員を放り出すのは企業には空調を回さずに済むというメリットがあります

ですが、労働者にはデメリットでしかないですよね?

なんで企業の空調代のために暑い中歩く必要があるんでしょうかね?

 

なんか全体主義を思い出す

 

国家総動員法ってありましたよね?

Wiki調べなんですが、1938年に施工されて、1946年4月1日に廃止されたらしいです。

 

これ本当にちゃんと廃止されてます?

廃止されていませんよね?

 

ちゃんと国家総動員法が廃止されているならば、サマータイムなんて議論にすら値しないと思うのですが。

 

オリンピックなんかのために国民総動員する必要ありますか?

 

もともと東京都がすべてお金を出すという話になっていたような気がするんですけど、いつの間にか東京都民全員が強制動員に近いことされているじゃないですか。

 

あれ、国家総動員法ってなくなったんじゃなかったっけ?

 

さすがにもう国家総動員法はいらんでしょう。

戦争でもあるまいし。

 

オリンピック成功って、日本国存立にかかわる重大事なんですか?

私は無知にしてあまり知らないんですが、オリンピックは実は成功しないと日本がつぶれるということになっているんでしょうか?

 

オリンピックって戦争だったんですか?

 

そう仮定しないとサマータイムを施工しようという考えに至る可能性すらないと思うのですが。

それだけ東京都議会やら国会議員やらが追いつめられているということなのでしょうか?

 

追いつめられているのはまあ承知しますが、俺たちが追いつめられているから国民も追いつめられてくれ、はまかり通らんでしょう。

 

全体主義の再来のように私は感じています。

 

というわけで私の憶測は以上です。

というわけでサマータイムにはなんとなくふわっとした理由で大反対です。

完全に個人の、しかも東京オリンピック関係ない私ですが、もうイメージは最悪ですね。

 

逆にサマータイムのメリットは?

 

今まではサマータイムに対する率直な不快感を述べましたが、これからはサマータイムのメリットを考えていきたいと思います。

どんな悪法にも一部の理がありますからね。

 

というわけで3つのメリットを述べます。

 

  • (強制的に)早起きすることができる。
  • 太陽の最も美しい時間を楽しむことができる
  • 国民としての意識ができる

 

強制的に早起きすることで強制的に生活習慣が整う

 

会社がサマータイムを導入したとします。

多分、私や皆さんはなんとか食らいつこうとするでしょう。

 

そして、なんやかんや慣れるかと思います。

そこに、2か月後のサマータイム期間終了!

 

はい、また生活習慣の整えなおしですね。

 

サマータイム導入するなら、1年間ずっとサマータイムでよくない?

それならば、私もギリギリ賛成できるのに……。

 

太陽はやっぱりきれい

 

労働者の方はあんまり恩恵受けないと思いますが、真夏の昼の太陽はやっぱり趣深いものです。

かげろう線路に、ぎらぎらと照り輝くアスファルト

 

夏にしか楽しめない風景です。

 

まあ、本当に個人的な感想なんですが、あえてサマータイムのメリットを挙げるならば、これになりますね。

強制されたら、楽しんでいる暇なんてないと思いますが。

 

国民としての意識いる?

 

日本国民としての意識をなんだか国民全体に政府の方々は強く持ってもらいたいようですが、それっていります?

 

私たち、ちゃんと納税してますよね?

労働してますよね?

学校に通ってますよね?

 

まだ、求めるんですか?

 

ナショナリズムやら全体主義やらの布石なんですかね?

まあ、だったら今からサマータイム全体主義に耐える練習をしてみるのもいいかもしれません。

 

戦争起きたら、一切の呵責なしに全体主義に陥ると思うので、その練習をしてもらいたいのかなあと思います。

 

サマータイムは国家からのジャブみたいなもんなんですかね。

 

それでもやっぱりサマータイム反対

 

サマータイムは企業にはメリットがある風な書き方をしましたが、言うほどメリットはないと思います。

 

理由は、

会社をドロップアウトする人が増える可能性があるからです。

 

例えば、私のような朝に非常に弱い人はサマータイムで体や自律神経を壊す可能性があります。

 

その場合、社員が減るわけです。

そういう軟弱なのはいらんという会社ならば、メリットしかないのでしょう。

しかし、私みたいのでも労働力は労働力です。

さすがにギリギリで頑張っているような人を追い出すような制度が本当に企業にメリットがあるか考えてほしいです。

 

個人的にはサマータイムは導入しません!ということが企業のアピールポイントになる日が来るかもしれません。

少なくとも、私には魅力的に映ります。

 

まとめ

 

というわけで私はサマータイムに絶対反対です。

 

単純に私にはデメリットしかありませんからね。

ついでに言うと、私のような朝弱いタイプの人が会社から追い出されることになります。

それって本当に企業のメリットになりますか?

朝弱いだけで昼はまあまあ強めなんですが、いらないですか?

 

サマータイムは個人にも企業にもデメリットしかないのでは?と感じています。

サマータイムの存在が単なる机上の空論でしかなければ、それでいいのですが、実現した時のデメリットが大きすぎます。

 

企業に多少のメリットがあっても、サマータイムのような体に負担をかけていく制度は議論すらせずにさっさとお蔵入りしてほしいものです。

 

完全に私怨の私事ですが、ここまで読了ありがとうございました。