うたかたのあとさき

泡沫のごとく儚き想いを形に

クレジットカード初心者の感じた罠

 

 

はじめに

 

形なきものの罠に陥らないために、形あるもので補う、ほうじょうです。

 

今回は

 

クレジットカード初心者なんだけど、使っていいものかわからないという方や

クレジットカードを持って、一度に大量のお買い物をしてしまった経験がある方

のための記事です。

 

この記事を読むことであなたはクレジットカードに対する私たちの態度を知ることができます。

そして、クレジットカードの罠を回避することができるようになります。

 

クレジットカード初心者の私の体験談からクレジットカードとの付き合い方を考えていただく機会になれば、幸いです。

 

衝動買い

 

私はつい先日、今まで買ったこともない量の本を買いました。

占めて、5,584円。

 

その内訳は

『さあ、才能に目覚めよう 新版』

『日本的靈性』

『生物から見た世界』

ツァラトゥストラはこう言った』上下

 

です。

 

私は一度にこんなたくさんの本を買ったのは初めてでした。

なぜなら、今までは、必ず現金で支払っていたので、手持ち以上のお金を使わなかったからです。

 

私は最低限の現金しか持ち歩かない質なので、結果的に本を買うときですらも3000円以上の買い物をしたことはありませんでした。

 

なんだかたくさんの本を買ったなあと私はほわほわとした高揚感に包まれていました。

そして、家路につこうと本をカバンに入れようとしました。

 

入りませんでした。

量が多すぎたのです。

 

結局、袋から本を取り出しました。

2分位かかりました。

何とかカバンに収めることは成功したものの、かばんが重たい中で家への40分間を過ごしました。

 

なぜ、私は衝動買いしたのか

 

今までの私は非常に慎重に本を買っていました。

 

この本ほしいな、でも予算は3000円だから、今日は控えておこうとか

うーん、ほしいけど3000円超えているなあ、誕生日にでも買ってもらうかと

買うことを控えることをしていました。

 

しかし、クレジットカードを使い始めた私にはそのような慎重な姿勢はありませんでした。

なぜかお金を使うという感覚が吹き飛んでいました。

 

クレジットカードを持った時の私は

 

おっと、鈴木大拙さんの本じゃーん、ちょうど読んでみたかったんだよねー

ん? そういえば、「生物から見た世界」買っとかないとブログのリライトができないなー

しまった! 哲学科なのにツアラトゥストラ買ってなかった! 買わなきゃ!

 

という思考をたどりました。

 

本当はストレングス・ファインダー関連の本と岩波文庫一冊だけを買う予定でした。

 

しかし、結果的には3冊も超過してしまいました。

これは今までの自分の人生ではなかった経験でした。

 

こいつは危険な兆候だ、いますぐに戒めなければと思いました。

 

しかし、どうやって戒めればいいのでしょうか?

 

クレジットカードとは預金通帳である

 

私がなぜこんな衝動買いをしたのか、疑問に思いました。

そこで前自分で書いた記事でクレジットカードの危険性をひたすら伝える記事があったことを思いました。

 

クレジットカードにはほぼ無限にお金を引き出す機能が付いています。

それゆえに、現在の手元のお金を勘違いしやすいです。

 

例えば、今までの私の予算は多くても3000円でした。

しかし、クレジットカードによって、私の認識は預金通帳自体が手元のお金と認識するようになりました。

 

これがクレジットカードの恐ろしさ、罠です。

クレジットカードの恐ろしさは手持ちのお金を誤認させることにあります。

 

クレジットカードをちゃんと使うためには

 

私は非常に強い恐怖を感じました。

このままでは本の買い過ぎで破滅するのでは?

岩波文庫全種揃えてしまうのでは?

 

様々な懸念が浮かびました。

 

そこで私は策を考えました。

 

クレジットカード使用履歴は形に残すべき

 

私はクレジットカードに恐怖を持っていました。

案の定、懸念は的中していました。

やっぱり、クレジットカードは破滅の可能性を産むものだ、と。

 

しかし、クレジットカードは便利です。

ポイントとかも付きます。

お得です。

 

総合的に見れば、クレジットカードを使うこと自体には問題はありません。

 

しかし、そこで懸念になるのは人の認識です。

 

クレジットカードは人の抑制を取り除く効果があります。

そのため、その効果を自覚することが何よりも重要です。

 

私の場合は、レシートを必ずとっておいて、1ヶ月に1回は確認するようにしています。

すでに私は9000円の買い物をしていました。

 

このように形にすれば、クレジットカードの恐ろしさがわかるようになります。

クレジットカードを使うときはレシートを管理することがおすすめです。

 

さらに、クレジットカードを利用した場合は現金を通帳に入金することがおすすめです。

使ったという感覚が何よりも重要です。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

クレジットカード初心者から見たクレジットカードを説明しました。

 

クレジットカードは非常に便利です。

手持ちのお金よりも多くのお金を使うことができます。

 

だからこそ、人は使いすぎる傾向にあります。

そのような傾向を押さえられなければ、人は簡単に破滅します。

 

だから、物理的に抑制を加える必要があります。

 

読了ありがとうございました。